公文書で起因と基因、十分と充分など違いが難しい言葉の使い分け方は

公文書で起因と基因、十分と充分など違いが難しい言葉の使い分け方は

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公文書で起因と基因、十分と充分など違いが難しい言葉の使い分け方は

熟語の中には、同音で似たような意味を持つものがあります。
厳密にいうと意味は違いますが、紛らわしいため、できるだけ一般に使われるものだけを残し、一般的でないものは避けます。
ただし、同音であっても、意味の紛れるおそれのないような言葉はそのまま使います。

 

(1) 次の言葉は、一般的に使われるものだけを残し、一般的でないものは使わないようにします

 

○ 看守 × 監守
○ 技官 × 技監
○ 不正 × 不整

 

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(2) 双方ともよく使われて紛らわしいものは、比較的一般的でない方を、できるだけ他の言葉に言い換えます。
○解任 ×改任 → 交代
○看護 ×監護 → 監督保護
○管理 ×監理 → 監督管理
○起因 ×基因 → 基づく
○厚生 ×更正 → 訂正、修正 ×更生 → 再建、再起
○詐欺 ×詐偽 → 偽り
○調整 ×調製 → 作成    
○法令 ×法例 → 準拠法令、法令の適用関係

 

(3) 意味の似ている次の言葉は、統一して使います。(右側の表現に統一)

 

改定、改訂→改訂
規制 規正→規制
規律、紀律→規律
経理、計理→経理
作成、作製→作成
状況、情況→状況
十分、充分→十分
統括、統轄→統括
総括、総轄→総括

 

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