起案文や通知文を貼り付けてボタンを押すと、公用文の書き方のルールに合っていない漢字・送り仮名・言葉づかいを指摘する無料のチェッカーです。「下記の通り」→「下記のとおり」、「行ないます」→「行います」、「差替え」→「差し替え」のような直し案と、その根拠を表示します。
・入力した文章はどこにも送信されません。お使いのブラウザの中だけで判定します。
・判定の根拠は、常用漢字表、内閣訓令「公用文における漢字使用等について」、「公用文作成の考え方」、「送り仮名の付け方」、「『異字同訓』の漢字の使い分け例」です。
・機械的な判定なので、最後は文脈を見て判断してください。
チェックしたい文章
「住民向けの広報文として判定する」にチェックを入れると、「公用文作成の考え方」で解説・広報では認められている書き方(「ご確認」、送り仮名を省かない「打ち合わせ」など)は指摘しません。
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指摘は「誤り」と「注意」の2段階です。「誤り」は公用文のルールでは直すべきもの、「注意」は意味によっては正しい場合があるものです。「誤り」だけを直した文章も作れます。
| 項目 | 主な例 | 根拠 |
|---|---|---|
| 送り仮名 | 行ないます→行います、当る→当たる、終る→終わる、表わす→表す | 「送り仮名の付け方」の許容の形は、公用文では使わない(内閣訓令) |
| 送り仮名を省く名詞 | 打ち合わせ(名詞)→打合せ、申し込み→申込み、取り扱い→取扱い | 内閣訓令が示す186語(約110語に対応) |
| 省いてはいけない名詞 | 差替え→差し替え、繰返し→繰り返し、建替え→建て替え | 186語に入っていない語 |
| 接続詞 | 但し→ただし、且つ→かつ、従って、→したがって、尚、→なお | 内閣訓令・「公用文作成の考え方」 |
| 仮名で書く語 | 為→ため、出来る→できる、下記の通り→下記のとおり、この様に→このように | 「公用文作成の考え方」・常用漢字表 |
| 補助的な用法 | して頂く→していただく、御連絡下さい→御連絡ください、して見る→してみる | 「公用文作成の考え方」 |
| 常用漢字表にない読み | 予め→あらかじめ、宜しく→よろしく、殆ど→ほとんど、迄→まで | 常用漢字表 |
| 異字同訓 | 成功を納める→収める、解決を計る→図る、審議会に計る→諮る、期待に答える→応える | 「『異字同訓』の漢字の使い分け例」 |
1 「注意」は文脈で判断する
例えば「〜する事」は、形式名詞なら「こと」ですが、「事は重大である」のように具体的な事柄を指すときは漢字です。「打ち合わせ」も、名詞なら公用文では「打合せ」ですが、「打ち合わせる」と動詞で使うときは送ります。
2 見つけられないものもある
単語の並びで判定しているため、全ての誤りを見つけられるわけではありません。特に、同じ読みで意味が違う言葉(「保証・保障」など)や、文の組み立ての分かりにくさは判定できません。
3 職場の決まりを優先する
自治体によっては、独自の文書規程や用字例を定めています。このチェッカーの結果と違う場合は、職場の決まりに従ってください。
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チェッカーでよく指摘される言葉は、それぞれの記事でくわしく説明しています。
| 言葉 | 解説記事 |
|---|---|
| ため・為 | 「ため」「為」の違いと使い分け |
| できる・出来る | 「できる」「出来る」の違いと使い分け |
| 入替え・入れ替え | 「入れ替え」「入替え」「入れ換え」の違い |
| 差し替え・差替え | 「差し替え」「差替え」はどっち? |
| 併せて・合わせて | 「併せて」と「合わせて」の違いと使い分け |
| など・等 | 「など」「等」の違いと使い分け |
| 収める・納める ほか | 「成功をおさめる」の漢字は「収める」 |
| とおり・通り | 「とおり、通り」の使い分け方 |
| ください・下さい | 「ください、下さい」の違い、使い分け方 |
| 御・ご・お | 「御」「お」「ご」の使い分け方 |
Q 入力した文章は保存されたり、送信されたりしますか。
A いいえ。チェックはお使いのブラウザの中だけで行い、文章をサーバーに送ったり保存したりすることはありません。個人情報を含む文章でも、外部に出ることはありません。
Q スマートフォンでも使えますか。
A 使えます。文章を貼り付けて「チェックする」を押してください。
Q ワードの文書をまとめてチェックできますか。
A ワードの本文をコピーして貼り付ければチェックできます。表や図形の中の文字は、別にコピーしてください。
Q 指摘が間違っていると思います。
A 機械的な判定のため、文脈によっては正しい書き方を指摘することがあります。根拠の記事で確認したうえで、文脈に合わせて判断してください。
生成AIで文書の下書きを作るときの指示の出し方は、生成AIで公文書・起案文を作るプロンプト例文集で紹介しています。
公用文の書き方全体は、公文書の書き方まとめ(目次)と公文書の書き方のルールとコツ50選で説明しています。
根拠の原文は、文化庁の「公用文作成の考え方(建議)」(PDF)、「常用漢字表」(PDF)、「『異字同訓』の漢字の使い分け例」(PDF)で確認できます。
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